2022年6月4日(土)
毎年恒例の「西武・電車フェスタ2022in武蔵丘車両検修場」が行われ、会場直通列車の運転と、会場最寄り駅である高麗行きの臨時列車が運転されました。
西武・電車フェスタ2022 臨時列車
イベント開催に伴う臨時列車が大きく分けて3パターン運転されました。
- 飯能~高麗 新101系1251F臨時列車
- 西武新宿駅発着 6000系6158F ツアー貸切列車
- 池袋駅発着 6000系6101F ツアー貸切列車
今回は、新101系1251Fの臨時列車と6000系6101Fのツアー貸切列車を撮影しましたので、ご紹介いたします。
新101系1251F「近江鉄道100形『湖風号』カラー」飯能~高麗間 臨時列車
飯能駅と高麗駅を結ぶ臨時列車には、新101系1251Fが充当されました。
新101系1251Fは、車体の塗装が近江鉄道100形『湖風号』と同じカラーを纏った編成になっています。
ワンマン改造された新101系には「高麗」 「飯能」ともに方向幕にコマが収録されていないため、どちらも「臨時」表示での運転となりました。
過去には「高麗」「飯能」と書かれた紙を吸盤で窓ガラスに張り付けて対応していたこともあり、今回もそのような対応になるのでは?と考えていましたが、臨時幕のみでの対応となりました。
北飯能信号所では、下り列車と交換するシーンも度々見られました。
普段の運行では、近江鉄道100形『湖風号』カラーと4000系が出会うことは無いので、面白い記録となりました。
6000系6101F 池袋駅発着の貸切ツアー列車
今回の西武・電車フェスタ2022in武蔵丘車両検修場では、6000系6101Fによる池袋発着の臨時貸切ツアー電車も運転されました。
6000系6101Fは新宿線所属の車両となっており、普段、お客さんを乗せて池袋線を走行することはありません。
前回、6000系6101Fが池袋線で営業運転を行ったのは約10年前、同じく西武電車フェスタ2012での臨時列車充当によるものでした。
池袋線所属の6000系は、地下鉄副都心線対応の改造を行った際に前面の顔部分が白く塗装された姿に変更されているため、銀色の“顔”を池袋線内で見られたのも非常に珍しい様子となりました。
6000系は、2022年6月1日にデビュー30周年を迎えました。これを記念して同日より当分の間、記念ヘッドマークを掲出して運転されています。
新宿線・拝島線で運転されているので、ちょくちょく記録していきたいですね。